CPT技術協会
Technical Association for Electric Cone Penetration Test
新着ニュース
2025/5/29
「実務における電気式コーン貫入試験(CPT)」講習会 開催報告
CPT技術協会は、2025年5月29日(木)に中央大学後楽園キャンパスにて、「実務における電気式コーン貫入試験(CPT)」講習会を開催いたしました。 本講習会は、CPT技術の一層の普及および土木・建築事業の健全な発展を目指し、CPTの基本から国内外の動向、応用事例、解析方法、そして地盤改良への活用について、専門家にご講演いただきました。
開催概要
名称: 「実務における電気式コーン貫入試験(CPT)」講習会
開催日時: 2025年5月29日(木) 13:00~17:00
開催場所: 中央大学後楽園キャンパス 3号館 14階 セミナー室 A・B および Web(Zoom)併用
主催: CPT技術協会
後援: 関東地質調査業協会
参加状況
多くの方にご関心をお寄せいただき、以下の方々にご参加いただきました。
合計参加者数: 170名
対面参加者数: 38名
Web参加者数: 132名
講演内容と資料について
講習会で使用された資料は、以下よりダウンロードいただけます
1)CPT(U)の国内外での動向
CPT技術協会 アドバイザー 深沢 健 氏
CPT(U)とは何か、CPT(U)を使って何ができるか、CPTU結果の解釈、海外および国内での事例、洋上風力発電事業におけるCPTUの活用などについてご紹介いただきました。
2)実務における電気式コーン貫入試験
CPT技術協会 幹事 石井 正紀 氏
CPTの開発経緯、測定項目、コーン貫入試験器の基本構造、試験にあたっての注意点、およびCPTの誤差要因などについて詳しくご解説いただきました。
3)CPTの利用方法と解釈方法
CPT技術協会 副会長 北條 豊 氏
CPTの利用方法、各地盤定数(土の単位体積重量、土質性状分類、換算N値、細粒分含有率、非排水せん断強さ、圧密降伏応力、せん断抵抗角、相対密度、せん断波速度など)の既存推定式と変換式検討事例についてご紹介いただきました。
4)CPTからみた地盤改良
CPT技術協会 アドバイザー 齋藤 邦夫 氏
CPTによる計測値とその解釈の基本に始まり、サーチャージ工法における間隙水圧の消散試験、火山灰質土や砂質地盤における改良効果の確認事例(重錘落下工法、FGC-DM工法など)、砂地盤の密度増大工法における時間効果の検出などについてご講演いただきました。
2025/2/4
CPT技術協会に新会員:応用地質株式会社
令和7年度2月CPT技術協会総会・役員会で、応用地質株式会社が入会しました。
2023/12/20
【新刊のご案内 】CPT教本:「地盤工学の 実務におけるコーン貫入試験」が発売しました。
「地盤工学の実務におけるコーン貫入試験」
T・ルネ、P・K・ロバートソン、J・J・M・パウエル/著
石原研而/監修
齋藤邦夫、深沢 健/編訳
CPT 技術協会発行
(鹿島出版会発売)
8,000 円(+税 10%)/ISBN:9784306085725/体裁:A4・320 頁/2023 年 12 月刊
CPT はいまや世界標準の地盤調査法として、洋上風力発電等の基礎構造物設計で導入が進む。世界の技 術者のバイブル、待望の翻訳刊行。 本書の目的は、電気式コーン貫入試験(CPT)、特に、間隙水圧測定を伴う電気式コーン貫入試験(CPTU、 ピエゾコーン貫入試験と称すこともある)に用いるコーンの仕様や性能、試験法と結果の解釈およびコ ーン貫入中に得られるデータから地盤の諸定数を求めるための手法について解説することにある。 CPT/CPTU から得られるデータの用途は多岐にわたり、その多くはプロジェクト特有のものであること から、本書では、データを解釈する際の助けとなるよう、本文の記述に関連する事例を随所に示すことに 加え、地盤(に係る)設計に関するガイドラインについても取りまとめている。 訳を担った CPT 技術協会は、この CPT に強い関心を持つ地盤試験所等の十数社が、CPT 技術の国内普 及を目的に 2011 年に設立した任意団体。協会独自の現場実験等を行うなど CPT 技術をしっかり学習し、 実務に役立つ技術の研鑽に励んできたスペシャリスト。 ぜひご一読ください。
お問合せ(発売元):鹿島出版会
東京都中央区銀座 6-17-1-7F/mail: info@kajima-publishing.co.jp
2023/12/4
CPT技術協会に新会員:基礎地盤コンサルタンツ株式会社
令和5年度12月CPT技術協会総会・役員会で、基礎地盤コンサルタンツ株式会社が入会しました。